

日本では弥生時代より海藻が食されていたことが万葉にも歌われているという。沖縄でも古来の琉球王朝時代より、薬膳料理としても珍重されてきたと言われています。現在では沖縄水産物の代表とされる「もずく」。昔からの先人の食の知恵が「もずく」を通じて語りかける...。
沖縄の地域資源であるモズク(オキナワモズク)は、2mm~3.5mmの褐色から黒褐色で粘性に富んだ独特な形態をもつ琉球列島特産種です。また、産業規模のモズク養殖では沖縄だけが成功した地域であり、全国シェアの約9割が沖縄県産です。その沖縄県産モズクの「ぬめり」に含まれる酸性多糖類の成分が「フコイダン」と呼ばれており、免疫強化作用をはじめとするあらゆる効能が健康維持に期待されています。
低カロリーや食物繊維など、一般的に健康食材としてのイメージのあるモズク。しかし、そのモズクに含まれるフコイダン成分(多糖類)の未知なる力は、まだ多くは知られておりません。弊社は、独自の製法で、モズクを液化しフコイダン成分を抽出する技術を確立いたしました。フコイダンエキスをはじめ、もずく茶などの商品ラインナップをそろえ、沖縄の元気「フコイダン」をもっと身近に、皆様の日常に採り入れていただきたいと思っております。
弊社は、沖縄の海人としての経験・知識・文化を背景に持ち、沖縄の地元に根差した事業者としてモズク並びにモズク由来のフコイダンの強みを活用した独自の食品・飲料を通して、沖縄県内外・海外の人々の健康維持に役立ち、沖縄の水産業発展に寄与する事業者の一翼を担って参ります。